久々の投稿!で、内容はなぜか「おくのほそ道」
イラストが気に入り図書館で借りてきたのですが、富山県出身の中谷靖彦氏が書かれたもの、と知りました。
おなじみの詩歌と、それに見合ったイラスト。イラストでしか表現できない視座からの絵画や、光輝く天河のイラストに魅了されました。
2010年8月1日日曜日
2010年3月27日土曜日
言志四録
2010年2月28日日曜日
娘と話す アウシュヴィッツってなに?
アウシュヴィッツについては、歴史の時間に学び、ある程度の知識はあるものの、異国の話ゆえにどうもピンときません。著書では、親が子どもに話すように、噛み砕いて説明されていることより、歴史の断片というより人間臭さが感じられ、内容は生々しいです。
私たちは現在、危機に脅かされることもなく、平和に暮らしています。これは、確かに残忍な歴史の教訓の上に成り立っていると言えるでしょう。わずか60年前です。
著書の中で、人は命令されれば人殺しもしてしまう、あやふやな存在であることが書かれていました。歴史をたんに出来事の連続に終わらせないためにも学ぶところが多い本です。
私たちは現在、危機に脅かされることもなく、平和に暮らしています。これは、確かに残忍な歴史の教訓の上に成り立っていると言えるでしょう。わずか60年前です。
著書の中で、人は命令されれば人殺しもしてしまう、あやふやな存在であることが書かれていました。歴史をたんに出来事の連続に終わらせないためにも学ぶところが多い本です。
2010年1月31日日曜日
二流の人
今年の1月は、正月休みに本を読む時間があったので、20冊の本を読むことができました。
ただ、1冊、坂口安吾全集(第3集)は、3.5cmもの厚みのある本で、最後まで読み切ることができませんでした。
最近儒教関係の本を手にすることが多くなったのですが、たまに、人間の心理を深くえぐった本が読みたくなることがあります。
精進料理ばかり食べていると、ホルモン焼きが無性に食べたくなるような心境。
安吾の短編歴史物は、とっつきやすく飢えを満たしてくれます。
好きなのが黒田如水を描いた「二流の人」。策士でありながら、結局は平凡な一生を送った男の歴史は、歯痒さの連続。関ヶ原の戦いでは、息子黒田長政の要らぬ行為で、天下取りの野望が儚い夢と散りました。
そんな彼の苛立ちが見えるようで気に入っている作品です。
ただ、1冊、坂口安吾全集(第3集)は、3.5cmもの厚みのある本で、最後まで読み切ることができませんでした。
最近儒教関係の本を手にすることが多くなったのですが、たまに、人間の心理を深くえぐった本が読みたくなることがあります。
精進料理ばかり食べていると、ホルモン焼きが無性に食べたくなるような心境。
安吾の短編歴史物は、とっつきやすく飢えを満たしてくれます。
好きなのが黒田如水を描いた「二流の人」。策士でありながら、結局は平凡な一生を送った男の歴史は、歯痒さの連続。関ヶ原の戦いでは、息子黒田長政の要らぬ行為で、天下取りの野望が儚い夢と散りました。
そんな彼の苛立ちが見えるようで気に入っている作品です。
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